Home 収支の算出の重要性

収支の算出の重要性

と言っても、あなたはまだ不動産投資のプロ、物件評価の専門家ではないのですから、対象不動産から得られる収入も、購入にかかるコスト、支出についても想像がつかないかもしれません。

まずは、あなたが投資を検討している物件が、どのような利益を生み出しうる可能性を持っているのか、つまりどれほどの収入を、どのような形で見込むことができるのか、という、リターンの算出という意味では最も重要なプロセスの一つでもあるこのプロセスを考慮しなければなりません。

収入についての見込みが得られたならば、次は「支」、つまり支出の算出が必要となります。ローンの支払いも含めた、全ての未来に発生するであろう支出、支払い、コストについて、考慮しなければならないことになるでしょう。収入についてももちろん同じですが、大勢に影響のない、瑣末なものと思われる金銭のやりとりについても、塵も積もれば山となるというように、複数の支出が合わされば、大きな額になるものです。念頭におく必要のない、計算から除外しても良い収支というものは、あり得ないと言っても良いでしょう。

例えばですが、投資信託を購入する場合、あなたはその投資対象の、これまでの過去の実績を必ず調べることと思います。それこそが判断材料になる一番のデータと言って過言ではないでしょう。投資対象を吟味する際、利率を知らずに投資を決めるということはまずないと思います。

不動産投資においても同じ原則が適用されます。しかし、他の投資対象よりも、収支の算出が難しく、ある程度は抽象的なデータからの判断、つまり「賭け」に出るものだ、という思い込みが、蔓延しているのが事実です。